20.6.11

The National Quilt Championships, Sandown 2011

ご無沙汰のわたし、juliaからの投稿です。こんにちは。
イギリスに移住してから10日あまりが経ちました。早いものです。環境をガラリと変えればもちろん見えてくるものは新鮮で、とても刺激的です。お陰様で毎日充実しています。

きのうはThe National Quilt Championshipsというロンドン郊外のイーシャという街(日本で言うならば白金のような所?)で開かれたクラフトコンペティションのエキシビションに行きました。叔母の友達レズリーが作品を出展し、賞を獲得したのです。

まずレズリーの住む家・兼スタジオがあるポーツマスまで彼女を迎えに行き、そこからまたイーシャへ。

展示会はひと言で表すなら圧巻。世界各国から年齢、性別を問わない数々のクラフト作品が並んでました。レズリーの作品はこちら。


如何に繊細な作業かがわかります。完成までに2年を費やしたそうです。気が遠くなる……。

会場ではクラフトワークだけでなくアクセサリーも販売していました。私はひと目惚れをして、こんなピアスを購入。空飛ぶ魔女です。凄く気に入ってます。

そんなこんなでエキシビションを楽しんだ後はまたポーツマスまで戻り、レズリーのアトリエで彼女のアートワークを堪能しました。
そこで私が釘付けになったのがウエディングドレス。もともと結婚願望のない私ですが、このドレスを着るために結婚したい!と言うような彼女の作品に出会いました。未発表作品なので写真をアップ出来ないのが残念です。全部ハンドメイド。自分も人にこんな風な影響を与えられる作品を創れるように成りたい。

こういった作品を見てると、つくづくアナログって良いなと思います。今回レズリーとは初対面でしたが、彼女が私に与えた影響力は多大なるものでした。

私も部屋の荷物が片付き次第、創作活動に精を出したいです。とてもいいインスピレーションと勉強になりました。

また、さらに彼女は自身のアトリエでワークショップを展開しているらしいので気になった方は是非ホームページをチェックしてみてください。

http://www.lesleygeorge.co.uk

帰りの車の中で、私はレズリーの様に手に職をつけ、支えてくださる方々に目に見えるカタチで恩返しが出来る日が来るのは何時なのだろうか…とボンヤリ考えていました。